いきなり言い訳してみました。GACKさんですおはようございます。
というわけで昨日のプレイレポです。
昨日は大学へ行ってエンドレスシンを遊んできました。
マスターは俺。プレイヤーは池ピョロ、トラさん、チャーリーさん。
昨日のシナリオは、シナリオフックになるような原作本を使ってやってみよう!っていう趣向でやってみました。いやはやなかなか難しかった…。ちなみにそれで使わせていただいたのは時雨沢恵一さん著のキノの旅6巻、「祝福のつもり」でした。興味のある方は是非買って読んでみてくだされ!面白いですよー。
以上、宣伝のコーナーでした(爆
最初池ピョロ操る獣人が主人の騎士に言われて国内のある都市を巡回に行くところからシーンスタート。この獣人、熊の血をひいているんですが、とにかく食い意地が…。ものすごいんですって。吸血鬼になるクラスが入っているために人間だろうがなんだろうが積極的に食べに行くという危ない性格の持ち主…危険だ。
序盤5分ほど茶番で費やしまして、都市に到着。チャーリーさん操る剣士&トラさん操る獣人(ネズミ)もその都市にいました。
この都市、危ない商人が治める街でして、人体解剖が流行っております。それで、臓器を買って研究するのが流行ってましてですねぇ…このシナリオ書いたの自分なんですが、いやはや気持ち悪い…。
典型的な民主主義都市の腐敗したような都市でして、所得格差がハンパなく、スラムが街の郊外に広がっております。
と。ネズミさんが何故か高級な宿(20000円くらいする。)へ泊まっていると、花売りの少女が。
ネズミさんここで十本ほど買い占めます。
さてさて、チャーリーさん操る剣士のもとへも、さっきの花売りの少女が訪れます。
「お花はいりませんかー?」
「ん?あぁ、じゃぁ一本もらおうか。」
「ありがとうございまーす。」
11~12歳くらいの幼い少女。テンシンランマーンな感じです。
「あの、あなた旅人さんですか?」
「ん?あぁ、そうだが。」
「お外ってどんなかんじなんですか?」
ここから2~3分チャーリーさんのPC1ロールが…。カッコいいよ。あんたかわたな目指せるよ。惚れます。(え
夜遅くまで話を聞いていた少女でしたが、はっと気付いて家に帰っていきました。
次の日、またチャーリーさんのもとへ少女が訪れます。
「わたしを買ってください!」
「ん!?」
ここから少女は自らがいかにお買い得であるかをアピール。しかしチャーリーさんは少女の身の上話を聞き、両親が病気で倒れて働けないということを聞きます。
そんなの聞いて黙っていられるほど鬼ではないチャーリーさん。少女の家まで同行して家族の状態を見ますが。
…父親の顔色がものすごく悪い…ていうか人間の色じゃないです。
「お恥ずかしいお話ですが、私すでに…」
売っちゃってました…。
その家の状態に同情したチャーリーさんは1000ヘルト(100000円)をその家に置いて、
「俺はなにも同情でこんな額を置いていったんじゃない。この子の気概を買ったんだ。」
とかカッコいいセリフ吐いて退場。チャーリーさん、あんたかっこよすぎるよ。
さてさて。騎士(NPC)とそのペットの熊。臓器売買を行っている闇組織を探っております。
と。見知らぬ少女と会話をしている黒ずくめの男。
「…もう少し高くは売れませんか?」
「ダメだな。これ以上高くは無理だよ。」
「仕方ありません…。」
といってその男の家らしき場所に入っていきます。
…怪しい…。
その場にちょうど良く登場したチャーリーさんとトラさん。隠密判定を成功させてその家の中を監視します。
少女は裸でベッドの上に。お腹の上にはランプ。男達の手には注射器&メス…。
ってやばいじゃん!
熊さん&騎士さんがドーンと突入。危ないところで少女を救出することに成功。臓器売買の末端犯を捕まえることに成功しました。
そして騎士からこの街の状態を語られたチャーリーさんとトラさん。同時に街の状態を改善することを手伝って欲しい。と騎士に言われます。
当然快諾する2人。3人でのシティアタックが始まります。
調べによると、繁華街にある一番大きい建物がアジトということが判明。情報屋から受けた情報により、おそらく男は3階にいるということが判明。
また、その調査中に少女の家に行くと、少女は自らの臓器を売ってお金に換えてしまったということが判明
「でも、私は大丈夫なんです!」
「へ?」
「…私は死なない…いや、死ねない体なんです。」
そう、彼女はドール(不死者)だったのです。
彼女自身からアジトの場所を知り、さらに彼女は自ら潜入を手伝うと提案してきます。
潜入を手伝うと少女。しかしチャーリーさんがなかなか許してくれません。
しかし、他に方法も無いということで、少女が囮になって潜入を手伝うということに。
―――ガンガンガンガンガンガンガンガン
「賊でーす!賊でーす!」
その隙に裏口から潜入する一行。
一階はエントランスホール、二階は実験室。そして三階がボスの部屋。
階段を中腹まで上ったところでいきなり階段が滑り台状に!つるつるーと下がっていってしまう一行。そして上から胡散臭い声が。
「誰だ?」
「貴様を殺しに来た。」
「フ。これを見てもまだそんなことが言えるかな?」
男が指を鳴らすと、なんと少女が男達に捕まれて出てきました。
「それではショーを始めようか。」
男が注射器を取り出すと、少女にブスっと。
そして少女の体が変化していきます。異形化です。
「ハッハッハッハッハ!!!すばらしい!実験は成功だ!そして貴様ら思い知るがいい。私も自らこの力を手に入れる!」
自分にブスっと。筋肉が見る見る隆々としていきます。
戦闘は、ネズミさんの全体攻撃にする烙印が大活躍。なんとかドールの少女より先におっさんを倒すことに成功。っていってもカルマポイントをほとんど使い切っての決着となりましたが。
チャーリー「よし。って言っても薬で変化しちゃったんだから戻しようないんかなぁ?」
GM「…いや、そうでもないかもしれん。俺さっき何ていった?」
この後散々ヒントを出して、二階は実験室であることを思い出させます。
そして熊さんが野生の嗅覚を駆使(ただのダイス目w)して正しい薬品を探し出し、少女の体にブスっと。
崩れ落ちる肉片。その中から白い手が。
エンディングフェイズでは、少女がチャーリーさんからもらった勇気を忘れずに生きていくという感じで終わるかと思いきや、ネズミさんが君は人間じゃないんだよ!とかチャチャ入れたり、熊さんが飯飯五月蝿かったりして締まらなかったので、マスターシーンを最後に入れて締めました。
ネタになるような本をネタとして使用しての感想は、何というか、作りやすいんですが、元ネタがわかる人がいても楽しめるものにするのはなかなか骨が折れるなぁというのが感想です。マスタリングそのものはすごくやりやすかったんですがね。
これからも精進していこうと思います!
それではTRPG19回目でした!
PR