さーてさて、それでは宣言どおりエリオル氏が初GMをやったアクト、『欲望の代価』のプレイレポートを執筆開始と逝きましょう。
リプレイにはしませんが以下追記ー。
というわけで参加PCはおなじみレオン(ヒマスタ氏)、ティーノ(GACK)、サリア(オートマローダー氏)の3人。
オープニングの舞台はエルセードから始まります。
コンコルド邸に居候中のエリオル氏の持ちキャラであるサイレント・ダイクンが実家のある神聖グラスネル帝国(ぶっちゃけバチカン。)にいる姉より両親の月命日で呼び出され食事でもしようという内容の手紙を受け取りました。
サイレントはその手紙でしばらくコンコルド邸を空けることになりましたが、
その、数日後。
コンコルド邸にまた一通の書簡が届きます。
内容は。
「グラスネルの魔法協会の賢女が何ものかによって命を狙われている。
そこで内々にではあるがエルセードの精鋭に護衛を依頼したい。」
というもの。
何でうちらなんだろーという突っ込みはありつつ、とりあえずゲームがすすまねぇのでグラスネルへ。
さて。グラスネルの魔法協会についたは良いが、そこの構成方法がエロゲw
トップが賢女だったのはわかってたけど、その下についてる9人のマギウスも全員女性。(全員で10名。)
トップが賢女、その下が士官長、さらにその下が副士官長。その下はモブ。
んで、賢女リリー様はどうやら現在行方をくらましている士官長に命を狙われているということ。
その理由ってのが、蘇生法という禁術についてのひと悶着らしい。
「蘇生法」についての詳しい内容は本来門外不出なので教えることは出来ないとのことだが、術者の魔力が高ければそれほど必要なものは多く無いとのこと。
必要なのは死んだ本人の死体、かな?あとは魔力。
で、少し前まではその蘇生法を行った人間に関する処罰は明確に規定されていなかったのが、賢女リリーの発案により行ったものは即刻死刑とされることになったそうな。
んで、この魔法協会ってのはグラスネルのほかの魔法協会の中でもトップの地位を与えられた協会で、この協会における決定は他の協会においても厳守されてしかるべきとのこと。
で、あくまで発案はリリーだけど決定するのは協会全体として。
その議論において反対派に回ったのが士官長であるセシリアと、モブの一人。その論旨は「何も殺すまでの事は無い。」とのこと。
結局8対2でセシリア側は敗れ、蘇生法を行った人間、もしくはそれに関わった人間も全て死刑にされることが議決されたそうな。
そんでどうやら、セシリアは自分の息子を最近病気で亡くしたらしく、そのせいで最近蘇生法を使ってしまったらしい。
その事で自分が殺される結果になったことに関し、リリーを恨んでいるというのが主な動機であろうと考えられました。
そして実は今夜、セシリアがリリーを殺しに協会に現れるという内容の犯行声明がセシリアより出されているとのこと。
…ざっとここまで聞いて、「コレってリリーの狂言じゃね?」ってのが個人的な意見。
ということで、セシリアとリリーの権力関係および周辺の人間関係について調査したのですが、この2人は歳も同じで元々仲も良かったらしい。
あと、リリーが賢女に就任したのは最近のことで、それと同時に副士官長を任命したのもリリーとのこと。
んでついでに調査したところ、判決がなされてすぐ、リリーとセシリアが副士官長2人と一緒に協会内で議論しているところが目撃されていて、その時かなりヒートアップしてたらしい。
…何か情報が足りないんだな。ということで、モブにもう一度質問を仕掛ける。
と、モブのひとりが「お待ちしておりました。」とかぬかすので「…ちょw」な展開。
着いて行ってみると、寂れた小屋にセシリアとサイレントの姿が。
…あっるぇ?
もしかしてサイレントきゅん、お姉さまってセシリアさんのこと?
「はい。」
で、セシリアに話を聞いてみると、どうやら蘇生法を使ったのは事実だったが、息子の死因は病死ではなくて他殺。
さらに、息子が殺害される現場をサイレントは目撃していて、2人の女性だったらしい。
…2人の女性って…副士官長じゃね?
つまり、
1.セシリアの息子が殺された。
2.セシリアは息子に蘇生法を使用。
3.術式は失敗して息子はもう帰らぬ人に。
4.でも蘇生法使ったのは事実だからな。セシリア死刑!
5.セシリア的には話し合いで解決する気満々。
6.なのに何故か「話し合いましょう。」って送った手紙が犯行声明にすり替えられてるYO!
リリーの狂言であることがわかったところで再び行動開始。
副士官長に〈暗示〉つかって喋ること喋らせてリリーを追い詰める。
副士官長の2人はリリーの命令を受けて息子を殺したことを自供。
追い詰められたリリーと最終戦!
戦闘は…再生の烙印3回くらい使われたせいでこっちの弾が途中で切れかけるというとこまで追い詰められつつ。
最期はサリアがオーバーキル〈憤怒の烙印〉でリリーをSATUGAIして終了しました。
エンディングではセシリアが協会の復興に必要な人間(副士官長の2人と賢女を失ったので。)ということで蘇生法の使用に関しては不問に処すということになりました。
参加NPCの9割が女性って初めてだったなぁ。
参加PCの10割が女性ってのはやったことあるけど。
魔導と蘇生法の絡みとかあったらもれなくセシリアはSATUGAIなんですがそういうことではなかったらしく。
個人的にシステム的な世界観との齟齬とか微妙に気になったけどまぁいいか。
エリオル氏、初マスターお疲れ様でした!
俺もがんばろ。
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