というわけで待ちに待った「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」アニメ版第1話がついに放映されたわけですが。
いろいろ思うところがあったので感想と考察いってみたいと思います。
このブログの読者に関しては完全に俺得なだけなんですがそんなの関係ねぇw
以下ネタバレMAXにつき追記。
まずオープニング。
夢落ちかよw
だけど京介の人となりが良く出てるナイスオープニングだと思う。
中村www
あと夢の中の桐乃がぶっちゃけあやせに見えた件。
んで真奈美の声が完璧すぎて吹いたw
喋る直前にイメージしたのと誤差2%くらいだったw
これは俺得ですな確実に。
桐乃の声に関してはなぁ。賛否分かれるだろうなぁ。
クソ生意気な妹声って感じは出てるんだけどちょっと「最近のヒロイン声優」って感じも出てて俺的にはちょっと「ん?」ってなった。
まぁでもこれからもっとなじむんだろうな。そこは1話目だ。仕方ない。
シナリオに関しては原作を上手いことカットカットしてテンポの良さを意識してるな。
ということは13話でどこを目指すかがおのずと見えてくるわけなんだが。
そこに関しては追々考察していくことにしませう。
とりあえずはアレだ。声優に関して言えばお父さんの声が立木文彦さんなことで、お母さんが渡辺明乃さんなところですでに完全に俺得。
つまり俺得の詰まったアニメってことだな。
つかキャラがそろってない現状で内容のことに関してとやかく言えないと思う。さっさと出て来い黒猫とあやせ。あと沙織。
ではここからはラノベ原作のアニメを見ていて感じる違和感の正体について考察してみよう。
結論から言うと小説原作のアニメと原作小説が完全に一致することはありえない。だから小説を引き合いに出して「期待はずれだった」というのはお門違いである。
小説とアニメの最大の違いは、常に絵がないか、あるかの違いである。もちろん前者は小説、後者はアニメである。俺の妹がこんなに可愛いわけがない原作において、挿絵の存在は非常に重要な位置を占めていることは周知の事実だと思うが、それにしても1話に1枚あるかないか程度の数量である。そこから状況を把握し、内容を理解し、脳内に映像を描写しているのはその文章と読者の想像力に他ならない。
だからこそ小説を読んでいて挿絵に差し掛かったとき、そのイメージの修正と新しい感動が起こり、「あぁ、こういう感じか。」となったり萌えたりするのである。
対するアニメは、当然のことながら常に映像がある。さらに言うなら、小説を読んでいるときはあくまで想像上のものである声がある。この声という要素に関してはさらに一考の余地があると考える。
人間は他人を判断するとき、まずは視覚情報からその人となりを捕らえようとする。これは約7割を超えるとさえ言われており、ファーストインプレッションにおける人間の情報判断はその後の人間関係を構築する上で大変重要なものとなる。
では残りの3割を埋めるものは何か。その一つは、会話によるコミュニケーションである。相手の声を聴き、その内容を理解することで、人はその人の内面を理解しようと試みる。つまり声とは、その人を判断するための重要な要素となりえる。
つまりアニメにおける「声」とは、そのキャラクターをキャラクター足らしめるものであり、ここで原作のイメージとかけ離れた声優を当ててしまえば、そもそものところでキャラクターが崩壊してしまうという危険性をはらんでいるのである。
ここで、アニメの考察に戻る。映像と声という、原作小説には無かった2つの要素が取り混ぜられ、しかも時間という制約(小説読者にとってこの制約は、アニメと比較すれば無いに等しい。)がかかるために原作小説が持つ情報を大幅に削減して表現されることがほとんどである。しかし、反対に映像と声という別の情報が上乗せされることにより、削減された情報を増幅して表現しているから、結果情報量はイーブンと考えてしかるべきだと考える。
この時点で、アニメと小説は本来同じところから出ているはずなのにまったく違った表現方法を用いられ、別のものとなっているのである。(作画監督がどうとか脚本家が原作者と違うとか言う点はこの点無視しても。)であるからして、原作厨であってもシナリオの大筋を損なっておらず、その立ち振る舞いも本来のキャラのものから大幅に逸脱(キャラ崩壊)していなければ、それは新しい表現がなされたとして認めるのが筋ではないだろうか。
映像の話をもう少しする。私自身、桐乃の表情に非常に違和感があった。デレすぎている。なんか“可愛らしい”(褒めてない)。無駄にエロい。これに関してかなり考えたが、やはり映像化がもたらす情報過多が原因だろうという点に落ち着いた。よく考えれば小説の中の桐乃も、このようにコロコロと表情を変えて京介の周りでキャッキャうふふしていたはずなのである。その点を見落としていたことに、いちファンとしての落ち度があったことは否めない。これからも、この作品とは上手く付き合っていきたいものである。私は、このアニメに非常に期待している。
というわけで論文調にしてみたw
絶対ここまで読んだ人間少ないww
論旨が崩壊していないか不安だから読み返してみるw
ちょっと修正したりもした。
補足されて叩かれたらいてぇなこれww
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