食っても食ってもまだ冷たい。どれだけ食べてもきりがない。まじまのソフトは特大さ。テメーには無理だと人は言う。
それでも、あなたは、諦めないわ。
舐めても舐めてもすぐ溶ける。どれだけ舐めてもきりがない。まじまのソフトは特大さ。無茶しやがってと人は笑う。
それでも、あなたは、食べ続けるわ。
まばゆくー(輝く太陽が)溶けるような(溶かしていく前に)私は(食べるしかない。)熱いお茶が(欲しいだけ。)
女将がが望むのは、悲劇か喜劇か。いまもう一度ソフトを、みんなの視線に晒したい。
十段ソフトは、甘いばかり。どれだけ舐めても、減らない。私を支えたのは、女将の存在と、生ける屍となった、自分の舌!
運命は残酷だ。されど、彼女を恐れるな。女将が戦わぬものに、微笑むことなど、けしてないのだから。
人生は贈り物。甘さを極めた十段ソフト。それでも、私は舐めるだろう。そこにソフトが、あるかぎり。
お粗末!
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